たった1日で弾ける!ギター初心者でも弾ける曲!第2弾

LINEで送る
Pocket

ギター初心者のあなたは、押さえられるコードが少なく、弾ける曲がなくて困ってはいないだろうか?最近の人気曲のほとんどは、少なからずバレーコードなどの複雑なコードを含んでいるため、初心者が弾ける曲は少なく感じられる。

しかし、簡単なコードだけで弾ける曲は、有名曲の中にもたくさんあるのだ。

前回に引き続き、今回も、ギター初心者でも簡単なコードだけで弾ける有名曲・新曲をまとめた。

曲全体を通しての解説と、難関コードの攻略法を合わせて、分かりやすく掲載しているので、記事を読んで練習するだけで、相当なギターの上達を実感できるはずだ。




 

 

 ギター初心者でも簡単コードで弾ける3曲

今回紹介するのは以下の3曲だ。

 初心者でも簡単コードで弾ける3曲

  1.  夏色 (ゆず)
  2.  愛唄 (GReeeeN)
  3.  SUMMER SONG (YUI)

今回は、ギターコードの演奏で人気の曲の中から、これからの季節にピッタリの夏うたも取り入れた。どれも簡単コードで演奏できるので、夏に向けて練習しておこう。

 

演奏が簡単になる!知っておきたい3つのポイント

それぞれ曲の説明の前に知っておかなければならない、演奏のポイントが3点ある。これらを知っておくだけで演奏が一気に楽になるのだ。

 演奏前に知っておくべき3つのこと

1.カポタストを準備しよう!

2.Bm7コードを押さえやすい形で代用しよう!

3.弾けないコードは思い切ってごまかそう!

 

1.カポタストはギターのキー(調)を変えるアイテムだ。今回紹介する3曲では、全ての曲で使用するので、必ず買っておこう。楽器屋さんで500円くらいで買うことができる。(※画像はGreg Bennett(グレックベネット)のローリングカポ。演奏中に片手で軽々キーチェンジできる。)

カポタスト

 

2.Bm7コードはバレーコード(指を寝かせて複数の弦を押さえるコード)の形と、オープンコードの形がある。バレーコードの形で紹介されることが多いが、オープンコードの方が押さえやすいので、その押さえ方で代用しよう。

今回は「愛唄」でBm7が登場するので、その時に詳しく解説しよう。

 

Bm7オープンコード

 

3.弾けないコードをごまかすということについての真意は、それぞれの説明の中で詳しく述べる。難しいコードでも、少しごまかしたり、飛ばした方が全体としての上達は早くなる。

 

難しいコード

 

それでは実際の曲の説明に入っていこう。

 

 夏色(ゆず)

詞・曲:北川悠仁

難易度:★★

カポタスト:3フレット

使用コード:C Cadd9 D7 Dm7 E Em F Fm G Am

難関コード:F Fm

コード譜夏色のコード譜(U-フレット)

<この曲について>

夏うたの定番、ゆずの「夏色」だ。ポップで爽やかなメロディと、ノリのよいギターのストロークが心地よい名曲だが、コード進行さえ覚えてしまえば、意外と簡単に演奏できる。上記のコード譜のリンクを開いて、歌詞とコードを見てみよう。

以下にポイントを解説する。

<演奏ポイント>

1.カポタストを3フレットにつけよう

2.Fコード・Fmコードを攻略しよう

3.Dm7コードを攻略しよう

 

1.カポタストを3フレットにつけよう

夏色のコード譜(U-フレット)の記事の上部をみると、移調-3(Capo 3)と表示されている。これは、カポタストを3フレットにつけるという意味だ。カポタストを3フレットに装着して、カポタストの位置を0フレットとみて、コードを押さえよう。

例えば、カポタストをつけてGコードを押さえると以下のようになる。

カポタスト

曲中は、カポタストを3フレットにつけたまま演奏しよう。

 

※移調とは・・・

移調とは曲の調(キー)を変えることだ。カラオケに行くと、#や♭の記号を操作して、曲全体の音の高さを上げ下げできる機能があると思う。あれが移調だ。

ギターの場合、カポタストをつけることでキーを変えることができる。カポタストなしでも演奏は可能だが、元の曲のキーで演奏しようとすると、難しいコードの連続になってしまう。

 

2.Fコード・Fmコードを攻略しよう

「夏色」ではFコードが何度も出てくる。どうにかして攻略していこう。ここでは、FコードとFmコードの押さえ方のコツを簡単に紹介しよう。Fコード・Fmコードは普通、このように押さえる。

FとFm

 

Fコードは人差し指だけで1・2・6弦を同時に押さえなければならない。Fmコードは、さらに3弦も押さえなければならない。このときのポイントが、人差し指の置き方だ。人差し指を図のように、寝かせてみよう。

Fコード

ポイントは2つだ。

  • 人差し指の側面で弦を押さえる
  • 人差し指を軽く折り曲げる

 

1.人差し指側面で弦を押さえる

人差し指の平で押さえようすると、他の指を置くのが難しくなる。また、指の平は皮膚がやわらかく、弦が食い込んでしまって、上手く押さえられない。そのため、人差し指の側面を弦に当てて押さえよう。側面を使えば、手の形は自然になり、弦も指に食い込みにくくなるので、押さえやすくなる。

2.人差し指を軽く折り曲げる

これも上記と同じで、指をまっすぐに伸ばしたままだと、他の指が置きにくく、余分な力が入ってしまう。対策として、指を軽く折り曲げ、人差し指の付け根で1・2弦、指先付近で6弦を押さえるように意識しよう。

 

どうしてもFコードが難しいときは・・・

どうしてもFコード・Fmコードが押さえられない、音がちゃんと鳴らない場合は、Fコードの簡単バージョンで代できる。Fコード・Fmコードの簡単な押さえ方を紹介しよう。

Fコード

6弦まで人差し指を回さずに、Fコードは1・2弦だけを人差し指で押さえる。Fmコードは1・2・3弦だ。このとき、やはり人差し指の側面で弦を押さえよう。弦を押さえやすくなる。

注意点は、6弦を弾かないことだ。6弦の音が鳴ってしまうと、コードに不要な音が鳴ってしまい、気持ちの悪い音になってしまう。左手の親指で6弦に軽く触れておいて、6弦を鳴らないように(ミュート)してもよい(その場合、人差し指の側面を使うのは難しくなってくるので、各自で押さえやすいようにやっていただいて構わない)。

この押さえ方で、Fコードができない、特に人差し指で1・2弦を押さえられない場合は、次のDm7コードの押さえ方も形が似ているので、参考になるはずだ。

 

 

3.Dm7コードを攻略しよう

Fコードは攻略できただろうか?Fコードほどではないが、初心者にとっては難しいのがDm7コードだ。

Dm7コード

特に難しいのは、やはり人差し指で2本の弦を押さえることだと思う。Fコード(通常の押さえ方)で1・2・6弦を押さえることはできるが、Dm7コードで、1・2弦を押さえるのは苦手という方もいる。

おそらくこれは、人差し指の指先を使って、2本押さえるのが難しいためだろう。この時のコツを紹介しよう。

 

 

人差し指で1・2弦をまとめて押さえるコツ

複数の弦を一本の指で押さえるときのポイントは、「指のどの部分を弦に当てるか」だ。指の特に硬い部分を弦に当てれば、弦が指に食い込みにくく、手を痛めることも防げる。

Dm7の場合は、人差し指の先端付近で、1・2弦を押さえる。指先のどのあたりを使うかがポイントだ。Dm7で1・2弦を押さえるには、以下の赤で囲んだ部分を使うのが最適だ。

Dm7

 

第一関節の骨の硬い部分と、爪の付け根の間の部分が一番使いやすい。やや第一関節よりにすると骨の硬い部分を活かすことができる。これより爪側を使うと爪と弦が当たって、指を痛めてしまう。第一関節を越えてしまうと、弦が指に食い込みやすいので、演奏が難しい。

ちょうど中間を使って1・2弦を押さえよう。




 愛唄 (GReeeeN)

詞・曲:GReeeeN

難易度:★★

カポタスト:1フレット

使用コード:C Cm D Dadd9 Em Em7 G Am7 A7 B Bm7

難関コード:B Bm7

コード譜愛唄のコード譜(U-フレット)

 

<この曲について>

いまや、すっかりラブソングの定番となったGReeeeNの名曲「愛唄」だ。カラオケでも人気上位を獲得している。弾き語りで演奏できれば、人気者になること間違いなしだ。とはいえ、使っているコードはそれほど難しくない。コードチェンジのタイミングを上手くつかもう。

<演奏ポイント>

1.カポタストを1フレットにつけよう

2.Bm7コードはオープンコードの形で押さえよう

3.Bコードを攻略しよう

 

1.カポタストを1フレットにつけよう

「夏色」ではカポタストを3フレットに装着したが、今回は1フレットに装着する。1フレットにカポタストをつけて、1フレットを0フレットとしてコードを押さえよう。

2.Bm7コードはオープンコードの形で押さえよう

Bm7コードは主に2つの押さえ方が使われる。バレーコードの形と、オープンコードの形だ。

バレーコードは指を寝かせて、指一本で複数の弦を押さえるコードのこと。愛唄のコード譜(U-フレット)にあるコード譜では、バレーコードのBm7が使われている。

しかし、バレーコードで押さえるのは少し難易度が高い。Bm7はオープンコードの方が圧倒的に押さえやすいので、オープンコードを使おう。オープンコードというのはバレーコードでないコードの形のことだ。

Bm7コードのオープンコードでの押さえ方は以下のようになる。

Bm7オープンコード

左側がバレーコード、右側がオープンコードのBm7だ。指を3本使うので、慣れないとコードチェンジが難しいかもしれないが、それでもオープンコードの方が使い勝手が良い。

前回のたった1日で弾ける!ギター初心者でも弾ける曲!でお伝えしたが、「Bmコードの代用にBm7を使ってごまかす」という裏ワザ(?)を使う時にも、オープンコードの形で押さえることがポイントになる。ぜひオープンコードのBm7を習得しておこう。

 

3.Bコードを攻略しよう

さて、「愛唄」の一番の難関はBコードだ。Bコードは他のコードでごまかすのが難しいので、きちんと攻略するか、「夏色」でFコードの簡単コードをやったように、Bコードの省略型で代用しよう。

まずはきちんと攻略する場合のポイントを解説しよう。

Bコード攻略のコツ

Bコードのコードダイアグラムがこれだ。

Bコード

 

人差し指は寝かせて、1・2・6弦の2フレットを押さえ、それ以外の指で4フレットの残りの弦を押さえる。人差し指で3本の弦を同時に押さえるのは難しいが、さらに他の3本指で隣り合う弦を押さえるのも難易度が高い。Fコードよりも難関だろう。

コツは4点ある。

  1. 人差し指は側面を使う
  2. 人差し指の硬い部分を使って弦を押さえる
  3. 人差し指はやや折り曲げる
  4. 親指の位置

このうち1~3は「夏色」のFコード・Fmコード・Dm7コードの解説で述べているので、そちらを参考にして欲しい。ここでは4番の親指の位置について、解説しよう。

親指の位置

弦を押さえるときに以外に大切なのが、左手の親指がネックの裏側のどこにあるかだ。試しに親指をネックに触れずに、弦を押さえてみてほしい。ほとんど押さえられないはずだ。親指がネックの裏側にあって、きちんと左手を支えていなければならない。

では、バレーコードを押さえるときには親指はどこにあればいいのか。人によって考え方は異なるが、一般的に、人差し指と親指の間に、「てこ」の力が働くようにするのが良いとされている。つまり、親指は図の位置にくる。

バレーコード親指の位置

矢印の方向に力を入れるようにすると安定しやすい。しかし、実際には各個人で、やり易いやり方が異なるので、いろいろ親指の位置を変えてみて、一番押さえやすい位置を探してみるのが、オススメだ。自分の押さえ方の癖も発見しやすくなる。

バレーコードを押さえるときには親指に注目しよう。

 

Bコードの省略型

さて、もしもバレーコードのBが難しかったり、挫折してしまいそうなときは、Fコード同様、省略型の簡単コードで押さえよう。Bコードの省略型はこれだ。

Bコード省略

5・6弦は鳴らさずに、人差し指は1弦だけを押さえる。他の指はそのままだ。これでも十分Bコードの音が鳴る。複数の弦を一本の指で押さえる必要がないので、だいぶ楽になるはずだ。

 

 SUMMER SONG (YUI)

詞・曲:YUI

難易度:★

カポタスト:1フレット

使用コード:C D Em F G Am 

難関コード:F

コード譜SUMMER SONGのコード譜(U-フレット)

 

<この曲について>

爽快なリズムが心地よい夏の定番ソング。YUIの「SUMMER SONG」だ。コードはとても簡単で、Fコードはたった2回しか登場しない。初心者にピッタリの練習曲といえる。強いて言えば、曲にリズムに合わせて軽快なストロークができるかが、この曲の難しいところだ。

<演奏ポイント>

1.カポタストを1フレットにつけよう

2.Fコードを攻略しよう

3.軽快なストロークに挑戦しよう

 

1.カポタストを1フレットにつけよう

「愛唄」と同じようにカポタストを1フレットに装着しよう。カポタストをつけることで演奏が楽になる。もしカポタストが何かわからない方で、この部分から読まれた方は、上記の「夏色」または「愛唄」の解説の演奏ポイント1に詳しく記述しているので、そちらを参考にして欲しい。

2.Fコードを攻略しよう

 

この曲の唯一の難関コードはFコードだが、Fコードはたった2回しか登場しない。ごまかして演奏してもバレない程度だろう。このように登場するのが少ない曲の場合は、まだ上手く弾けないという場合でも形だけ押さえて、とりあえずリズム通りにストロークすればなんとかなる。

とはいえ、Fコードはいつか必ず攻略したい。攻略方法は上記の「夏色」の演奏ポイント2で詳しく解説しているので熟読すると良いだろう。

3.軽快なストロークに挑戦しよう

さて、カポタストとFコードについては、他の2曲で解説したのでそちらを参考してもらえば良いが、この曲でぜひとも練習したいのが、「軽快なストローク」だ。ここでは、ノリの良いストロークができるような、コツを紹介する。

軽快なストロークのコツ その1 ピックの使い方

軽快なストロークのために、まず大切なことは、ピックの使い方だ。特に以下の2点に注目しよう

  1. ピックは力を抜いて最低限の力で持つ
  2. ピックを弦に対して浅く当てる

1.はピックを持つときの力加減についてだが、ピックを持つときは強く握るのではなく、最低限の力で持とう。理由は、力を入れ過ぎると、ピックが弦に引っかかりやすくなるためだ。ピックを落とさずに支えられる最低限の力で持てば、弦に対してピックが自然な角度で当たりやすくなるので、軽快なストロークがしやすい。

2.はピックを弦に当てるときの深さの問題だ。浅く当てるというのは、ピックの先端に近い1~2mmの部分だけを弦に当てるという意味だ。ここが深く(例えば3mm以上に)なってしまうと、やはりピックが弦に引っかかりやすくなる。すると、そのたびにストロークが止まってしまい、軽快なストロークができなくなってしまう。先端部分だけで優しくなでるようにストロークしよう。

軽快なストロークのコツ その2 強弱のつけ方

軽快なストロークのためにもうひとつ知っておきたいのが、ストロークの強弱のつけ方だ。単にストロークといっても、1~6弦まで均等に弾くだけでは、軽快なストロークにならない。

リズムのオモテ拍では、低音弦(太い弦側)を中心に弾き、ウラ拍では高音弦(細い弦側)をメインに弾くなどして、音に強弱をつけると表現に幅が出て、レベルが1つ上の演奏をできる。

下のリズムパターンを見てみよう。

リズムパターン

このリズムパーターンを下のように意識して弾いてみよう。中心の線の上が1~2弦側、下が5~6弦側を表している。必ずしも、その弦だけを弾かなくてもいいが、その弦の側を意識して弾くようにしよう。

 

リズムパターン

これだけでも強弱が付くはずだ。慣れてきたら、自己流にアレンジして、低音側と高音側の使い分けをしていこう。

まとめ

それぞれの曲を演奏してみていかがだっただろうか。今回取り上げたものも前回同様、全体的には簡単だが一部に難しいところのあるものを選曲している。

こういった曲の中で、苦手を克服していくことが上達への近道だ。以上の3曲を徹底的に練習しておくと、気が付いたときには、より多くの曲が弾けるようになっている。好きな曲で目一杯練習に励もう。

今回の3曲が難しいと感じた場合は、30日でマスターするギター講座のような教材で学ぶのもおすすめだ。どちらかといえば年配の方向けだが、若い人でも楽しめる。ただし、いかんせん高価な教材のため、本気で上手くなる気がないなら買わない方がいい。きちんとボリュームがあって充実した内容なので、本当にやる気がある人なら、価格以上の効果を得られるだろう。

また、前回のたった1日で弾ける!ギター初心者でも弾ける曲!も、未読の方はぜひ読んでみて欲しい。今回とは別の3曲を解説している。きっと役に立つだろう。

LINEで送る
Pocket