効率的に上手くなる!知っておきたいギター練習の3つのコツ

LINEで送る
Pocket

ギターを始めてチューニングの仕方や「ドレミファソラシド」は覚えたが、これからどんな練習をすればいいのか分からないと悩んでいないだろうか?ギターの教則本には基本的なことは書いてあるが、練習の方法について詳しく書かれているものは少ない。しかし、ギターの練習は、ギターの上達に不可欠だ。効率のいい練習ができる人は上達が早くなり、すぐに上手くなる。ギターを始めたばかりの初心者は今のうちに効率のいい練習をできるようにしておこう。今回はギターの効率のいい練習のやり方を分かりやすく解説する。




 

 

効率のいい練習とは

ギターの効率のいい練習とは、練習するたびに上達が実感できる練習だ。しかし練習するたびに上達を実感するのは難しい。合理的な方法で練習しなければ、毎回の練習で上達を実感できない。では、合理的な方法について説明していこう。

 

練習するたびに上手くなる方法

ギターの練習は、次の手順で行おう。

①自分のレベルより少し難しい練習フレーズを用意する。

②そのフレーズをゆっくり弾く。

③フレーズの中で弾けなかった部分を覚えておく。

④弾けなかったフレーズがなぜ弾けないのかを考える。

⑤どうやったら弾けるのか考える。

⑥考えたことをもとにして、もう一度弾く。

⑦弾けるようになるまで4~6を繰り返す。

以上が合理的なギターの練習の基本だ。要するに「やってみて→できない理由を考えて→またやってみる」ということの繰り返しだ。単純なことだがとても重要で、ギターがすぐに上手くなる人は、ほとんどこの手順で練習している。ギターの練習をする時は必ずこの手順で練習しよう。次の章からは具体的な練習の方法を紹介していく。

 ギターの練習の基本は

  やってみる→できない理由を考える→もう一度やってみる

 

1. 運指練習

ここからは具体的な練習を紹介する。まずは運指練習だ。


1.1. 運指練習とは

最初に行うべき練習が運指練習だ。運指練習というのは「指を運ぶ練習」のこと。つまり左手の指を指板上で動かす練習のことだ。以下の譜面のようにフレーズを弾く練習をする。

ギター基礎練習1

 

 ※指板・・・ギターのネックの表面部分の板のこと。フィンガーボードともいう。


譜面のように決められたフレットの上を這うように指を動かして指のトレーニングをする。

 

1.2. 運指練習の効果

運指練習をすると指を速く正確に動かす感覚が養われる。運指練習にはいろいろなパターンがあり、練習するパターンによって指の動きが速くなったり正確な動きができるようになったりする。実際の演奏では弾かないようなパターンもあり、指の柔軟な動きが鍛えられる。

  運指練習をすると、運指が速く正確にできるようになる

 

1.3.運指練習のポイント

運指練習のポイントは繰り返しやってできないポイントを見つけることだ。ひたすら繰り返すだけの練習をしてはいけない。一度弾いてできない部分を見つけ、それがなぜできないのかを考えてもう一度やり直してみよう。この繰り返しが効率的な練習になり、上達が早くなるのだ。

  できない理由を考えながら反復練習しよう。

 

1.4.具体的な練習

それでは実際に運指練習をやってみよう。具体的な運指練習フレーズはギター基礎練習のフレーズ集!毎日5分で上達する方法に掲載している。また、ギター上達のための運指練習!毎日3分でできる練習法!のページでも運指練習について詳しく書いているので参考にしよう。これらのページの練習を行うときにも、弾けないフレーズがあったら弾けない理由を考えながら反復練習をするようにしよう。

 

2.コード練習(コードチェンジの練習)

運指練習の後はコードの練習をしよう。

2.1.コード練習とは

コード練習とは名前の通り、コードを押さえる練習だ。基本的なコードの押さえ方を練習する。また、コードの押さえ方を覚えながらコードチェンジの練習もしよう。実際の曲の演奏ではコードチェンジがスムーズにできなければならない。

※コードチェンジ・・・あるコードから別のコードにコードを押さえ替えること。用例:GコードからFコードにコードチェンジする。

 

  コード練習ではコードの押さえ方を覚えてコードチェンジの練習をする。

 

2.2.コード練習の効果

コード練習は押さえられないコードを押さえられるようにするために必要な練習だ。特に頻出のコードは早い内にきちんと覚えておきたい。

またコードチェンジの練習は弾き語りをする人も、バンドで演奏する人も音楽を美しく聞かせるために必ずやっておこう。曲の途中でコードチェンジにつっかえると汚く聞こえてしまう。上手いギタリストはコードチェンジがとてもスムーズなのだ。

  コードチェンジが上手いと演奏が上手く聴こえる

 

2.3.コード練習のポイント

コード練習をするときも押さえられないコードがあるときは押さえられない理由をきちんと考えるようにしよう。押さえられない理由を考えて、どうすれば押さえられるか考えることが、効率的に上達するためのポイントだ。

またコードチェンジではコードチェンジのタイミングを考えることが重要だ。たとえば、CコードからFコードにコードチェンジするとき、Fコードを押さえるのは時間がかかると思う。この場合にCコードの部分を少し早めに切り上げて、Fコードを押さえるタイミングを少し早くするとスムーズにコードチェンジができる。

  コードチェンジのタイミングを考えよう

 

2.4.具体的な練習

具体的なコード練習についてはかんたんギターコードの覚え方!絶対に上手くなる3つの方法が参考になるだろう。ここで紹介しているコードの覚え方の考え方はコードチェンジの練習に役立つ。

また普段の練習としては自分の好きな曲を見つけてそこに登場するコードで弾けないものを練習するのがいいだろう。好きな曲でコードチェンジを練習するのもいい。好きな曲で練習をするとモチベーションが上がり自然と上達が早くなる、というのは多くのギタリストが口をそろえて言うことだ。参考にしよう。

  好きな曲でコードの押さえ方とコードチェンジを練習しよう。




3.ストローク練習とピッキング練習

最後にストローク練習とピッキング練習を紹介しよう。

3.1.ストローク練習とピッキング練習とは

ストローク練習はコードバッキング(コードによる伴奏)のための練習だ。ピッキング練習はリードを弾くための練習だ。どちらの練習もやっておくべきだが、自分がやりたいことがコードバッキングなのか、リードギターなのかによって分けてもいい。

ストローク練習では1~6弦をまとめて弾くダウンストロークとアップストロークの練習をする。ピッキング練習では弦を1本ずつ弾くダウンピッキングとアップピッキングの練習をする。

ストローク練習ではダウンストロークとアップストロークを、ピッキング練習ではダウンピッキングとアップピッキングを練習しよう。

 

3.2.ストローク練習とピッキング練習の効果

ストローク練習をしっかりやると、演奏にバリエーションを持たせられ、リズミカルな演奏ができるようになる。ピッキング練習をきちんとやると、単純にリードが上達するうえに、リードとしての表現力に磨きがかかる。

ストローク練習とピッキング練習で表現力を高めよう。

 

3.3.ストローク練習とピッキング練習のポイント

ストローク練習のポイントは3つだ。1つ目は低音弦側(1~2弦側)と高音弦側(5~6弦側)を弾け分けられるようにすることだ。この弾き分けができるとコードバッキングにメリハリができる。2つ目は強弱をコントロールできるようにすることだ。強いストロークと弱いストロークを使い分けできるようにしよう。これも表現力を高めるのに役立つ。3つ目は速いストロークと遅いストロークを弾き分けることだ。というのは、「ジャンッ」という歯切れのよいストロークと「ジャラ―ン」というゆったりしたストロークを使い分けることで、表現力が格段に高まるからだ。

ピッキング練習のポイントは2つだ。1つはアップピッキングとダウンピッキングを同じ強さで弾くことだ。初心者の多くはアップピッキングの強弱のコントロールができずアップダウンを繰り返す場面で変なメリハリがついてしまう。これを克服すると素早いフレーズでも美しく弾き切れるようになる。もう1つはインサイドピッキングとアウトサイドピッキングを区別して使えるようにすることだ。これができると素早いフレーズに対する対応力が磨かれる。詳しくはギター初心者のための練習法~今すぐできる3つのこと~で解説している(ページ内下の方にて画像付きで解説している)。興味のある方はご覧いただきたい。

<ポイント>

ストローク練習・・・低音高音の弾き分け、強弱コントロール、速度コントロール

ピッキング練習・・・アップダウンの強弱コントロール、インサイドピッキングとアウトサイドピッキング

 

3.4.具体的な練習

具体的な練習については自分の好きな曲の譜面を見て行うのが一番いい。ストロークやピッキングは基本的なやり方さえ知っていれば好きな曲の演奏をしながら自然に習得できるからだ。基本的なやり方を覚えたい方は、ギター基礎練習のフレーズ集!毎日5分で上達する方法の前半でピッキング、後半でストロークのやり方について触れているので参考にしよう。

 

ギターの練習のまとめ

今回は効率的なギターの練習の方法と具体的な練習を紹介した。紹介した内容を繰り返し確認しておこう。効率的なギターの練習とは、練習するたびに上達が実感できる練習であり、そのためには「やってみて→できない理由を考えて→またやってみる」という繰り返しが大切だ。

具体的な練習には「運指練習」「コード練習」「ストローク練習とピッキング練習」がある。これらの練習は毎日必ずやるようにしよう。

・練習するたびに上達が実感できる練習をする。

・やってみて→できない理由を考えて→またやってみる

・「運指練習」「コード練習」「ストローク練習とピッキング練習」は毎日やる。

LINEで送る
Pocket