ギターを使って作曲する一番かんたんな方法と4つの手順

    ある程度ギターが弾けて歌も歌えるようになれば、オリジナル曲を作ってみたいと思うようになるだろう。しかし「作曲は難しそう」と思われる方もいらっしゃるかもしれない。

    ギターを使った作曲は手順だけ覚えてしまえば簡単にできる。難しい知識や特別なセンスは必要ない。この記事では、ギターを使って作曲をする簡単な方法を紹介していく。

    1.ギターで作曲をする手順

    ギターを使った作曲には大きく分けて二つの方法がある。「曲を先につくる方法」と「歌詞を先につくる方法」だ。曲を先に作る方法を「曲先(きょくせん)」、歌詞を先に作る方法を「詞先(しせん)」という。

    どちらが作りやすいかは人それぞれだが、初めて作曲する場合には「詞先」をおすすめする。曲を先に作ってあとから歌詞をつけるのは慣れないと難しいが、すでにある歌詞に曲をつけていくのは適当にやってもうまくいく場合が多いからだ。

    完成された歌詞ではなくて、仮の歌詞をつくってあとから修正していくようにすると効率がいいだろう。

    というわけで今回は詞先の場合の作曲の方法を説明する。まず詞先の場合の作曲の手順をみていこう。

    ①曲のコード進行を考える。

    ②コード進行にリズムをつける。

    ③コード進行を弾きながら歌詞にメロディをつけていく。

    ④細かい部分を修正して曲を完成させる。

    2.ギターで作曲する手順①コード進行を考える

    はじめに曲の「コード進行」を考える。コード進行とは曲中の「コードの流れ」のことだ。コードの順番といってもいい。たとえば曲の一番はじめがGコードで、次に登場するのがCコード、次がDm7コードだったら、コード進行は「G→C→Dm7」という風になる。

    ギターで作曲するときにはコード進行を最初に考えて、それを弾きながら歌詞を口ずさみ、メロディを歌いながらつけていくと作りやすい。

    2.1.コード進行のルール

    それでは、コード進行を考えていこう。その前にコード進行にはルールがあることをお伝えしておく。大まかなルールなので頭の片隅に入れておいてもらえれば大丈夫だ。

    ルール① キーによって使えるコードが決まっている

    どんな曲でも必ず「キー」というものが決まっている。「キー」とは日本語でいうと「音調」のこと。わからない方はカラオケのリモコンにあるプラスマイナスを思い浮かべてほしい。あれは曲のキーを上下させる機能なのだ。詳しい説明をすると長くなってしまうので、とりあえずどんな曲にも「キー」という曲の土台のようなものがあると思っておこう。

    そして、このキーという土台にはそれぞれ名前がついていて「Cキー」や「Amキー」というように「(アルファベット)+キー」というようになっている。このキーの違いによって使えるコードが異なり、曲の雰囲気も変化するのだ。

    さらにキーごとに使えるコードが決まってる。たとえばCキーの場合以下のコードが使える。

     

    C Dm7 Em7 F G Am7 Bm7

     

    Cキーで曲を作ると決めたらこれらのコードを使って曲を作ることになる。

    ルール② キーの名前のコードではじまりキーの名前のコードで終わる。

    ルール②は絶対に守らなければならないルールではないが、守ったほうが無難だ。たとえば「Cキー」で作曲するときのコード進行を考えてみよう。Cキーで作曲するときは、Cコードで始まって、Cコードで終わるように作曲しなければならない。キーの名前(C)と、曲の始まりのコード(C)と曲の終わりのコード(C)を同じにする必要があるのだ。

    このルールを守ると安定した曲ができる。どういうことか説明しよう。以下のコード進行を弾きくらべてみてほしい。

     

    (ア)C→G→Dm7→C

    (イ)C→G→Dm7→Dm7

     

    どちらもCキーで考えたコード進行だが(ア)の方がきちんと終わる感じがする。(イ)の方はまだ曲が終わらないような感じがして落ち着かない。それはCコードが「トニック」というCキーの中で一番安定したコードだからだ。安定したコードで始まって安定したコードで終わるので安定したコード進行になる。

    コード進行のルールのまとめ

    コード進行を作るときには2つのルールを守ろう。

    1.キーで決められたコードを使う

    2.始まりと終わりはキーの名前と同じコード(トニックコード)にする。

     

    2.2.コード進行のパターン

    コード進行を作るときのルールを説明したが、これだけでいきなりコード進行を作れといわれても難しいだろう。コード進行を作るときの手順を簡単に説明しておこう。

    ①キーを決めて使えるコードを調べる。

    ②ルールを守りながらコード進行を考えて紙に書くいく。

    コード進行を作るときは上記の手順でやってみよう。①はキーを決めてからそのキーで使えるコードを調べる段階だ。キーの種類はたくさんあるが、はじめはCキーかGキーまたはAキーを選ぶことをおすすめする。これらのキーで使うコードはギターで弾く場合に弾きやすいし、多くの曲で使われているからだ。それだけ曲を作りやすいだろう。

    Cキー、Gキー、Aキーのどのキーにするかを決めたら、これらのキーで使えるコードを調べよう。調べるときは「(キーの名前) ダイアトニックコード」と検索すれば使えるコードが分かる。「ダイアトニックコード」というのが作曲の時に使えるコードだ。Cキーで使えるコードを調べるなら「Cキー ダイアトニックコード」と検索してみよう。

    とはいえすべてのキーを調べるのは面倒だと思うので今回は以下にそれぞれのキーのダイアトニックコードを掲載しておく。好きなキーを使おう。

     

    <Cキー> C Dm7 Em7 F G Am7 Bm7

    <Gキー> G Am7 Bm7 C D Em7 F#m7

    <Aキー> A Bm7 C#m7 D E F#m7 G#m7

     

    キーが決まり、使えるコードが分かったら前述したルールを守って、コード進行を作ってみよう。そしてコード進行を紙に書いていこう。例えばCキーでコード進行を作ると決めたら最初のコードはCコードだ。歌詞の一番最初のところの上の方に「C」と書こう。

    このときに「Aメロ Bメロ サビ」といったように全体の構成を考えてから各パートごとにコード進行を作っていくとまとまりがいい。自分なりに構成を考えてみよう。

    オーソドックスな構成は「イントロ Aメロ Bメロ サビ Cメロ サビ アウトロ」というものだ。Cメロで使うコードに変化をつけて曲調を変えると緩急のある曲が出来上がる。構成が思いつかない方はこの構成で作ってみよう。

    3.ギターで作曲する手順②コード進行にリズムをつける

    1曲分のコード進行が完成したら、コード進行にリズムをつけていこう。ある程度ギターに慣れている人なら自分が知っているリズムパターンを組み合わせて作っていけばよいだろう。リズム譜が書けるならコード進行を書いた上に記録しておくと便利だ。

    リズムパターンをあまり知らない場合やリズム譜が書けない場合は「ジャンジャンジャンジャン」や「ジャンジャンジャカジャカ」のようにカタカナで書いていこう。

    リズムをつけるときのコツだが、Aメロなど曲中の静かなパートでは「ジャーン、ジャーン」などストローク少なめのおとなしいリズム、サビの激しい部分では「ジャカジャカジャカジャカ」などストローク多めで細かいリズム、というように変化をつけると全体として聴きごたえのある曲ができる。工夫してやってみよう。

    4.ギターで作曲する手順③コード進行を弾きながら歌詞にメロディをつけていく

    コード進行ができて、リズムも完成したら、完成したものを弾きながらメロディをつけていこう。メロディをつける方法は「鼻歌」がおすすめだ。コードを弾きながら歌詞を適当に歌ってみよう。詞先で作曲する場合は仮の歌詞で良いので、歌詞をしっかり発音しなくても、鼻歌のように雑に歌うだけで十分だ。

    ただし最終的にはメロディの輪郭をはっきりさせておこう。曖昧なメロディのままだと歌うたびに曲が変わってしまう可能性がある。きちんとしたメロディを作れるように意識しよう。

    そしてメロディができたらレコーダーなどに録音しておこう。正式なレコーディングではないので、スマートフォンやパソコンの録音機能や録画機能でも十分だ。ギターの音と声がきちんと聞き直せる程度の音質のものに記録しよう。

     

    5.ギターで作曲する手順④細かい部分を修正して曲を完成させる

    コードからメロディまで一通りが完成し、録音もできたらもう少しで曲の完成だ。録音したものを聞き直し、気に入らない部分を修正しよう。メロディと歌詞がぴったり合わないときは、歌詞を変えるかメロディを変えてみよう。

    インパクトに欠けるときはリズムを細かくしたりメロディを細かくすると印象が強くなる。またメロディはつながった音の高低の差が大きくなるほどインパクトが増す。サビの印象が薄いときは音の高低差を大きくしてみよう。

    反対に、曲がうるさすぎるときは、リズムやメロディの1音1音を伸ばすようにしたり、音の数を減らしたりすると静かになる。また、メロディの高低差を少なくすると曲を落ち着かせることができる。

    これらのテクニックをさらに応用してもよい。バックのリズムが細かい部分ではメロディをロングトーンに、リズムがゆったりした部分ではメロディを細かくするとバランスがよくなる。余裕があればやってみよう。

    ここまですべてのことをやって修正も加えて納得のいく曲ができたら完成だ。人に聴かせたり、動画をアップしたりして人から意見を聞いてみよう。MFCミュージックではシンガーソングライターになる方法で皆さんの作詞作曲した動画をインターネットにアップする意味を述べている。公開して問題のないものであれば積極的に公開にチャレンジしてほしい。

    6.ギターで作曲する方法のまとめ

    最後に、ギターで作曲する手順をもう一度復習しておこう。

    ①曲のコード進行を考える。

    • キーによって使えるコードが決まる。
    • 始まりと終わりのコードはキーの名前と同じコードにする。
    • 曲の構成をつくってからコード進行を考えるとまとまりが良くなる。

    ②コード進行にリズムをつける。

    • コード進行の上にリズムを記録していく。
    • リズム譜が書ければリズム譜で記録する。
    • リズム譜が書けなくてもカタカナで書けばOK!

    ③コード進行を弾きながら歌詞にメロディをつけていく。

    • 鼻歌でメロディをつけていく。
    • メロディーができたら録音しておく。

    ④細かい部分を修正して曲を完成させる。

    • 録音したものを聴いて気に入らない部分に修正を加える。
    • リズムとメロディの細かさや音程差をよく理解するとうまくいきやすい。

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