ギターのカッティングの基礎!初心者が上達する練習法

ギターのカッティングとは

ギターのカッティングというテクニックはどんなテクニックかと言いますと、左手(弦を押さえる方の手)のミュートを使って音を切り、チァカチャカチャカ!チャッチャッチャ!とパーカッシブな音を鳴らすテクニックです。

ミッシェル・ガン・エレファント(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)の「シャンデリヤ」という曲、もし機会があれば聴いてみてください。とにかくギターのカッティングが凄まじくカッコイイ曲なんです。

カッティングってファンクだったり、ソウル、だったり、ポップスだったり、ロックだったり幅広いジャンルで使われるギターのテクニックです。

言い換えると、カッティングはほとんどのジャンルで使用されるので、しっかりと身につけないといけないテクニックなんです。

これから、ギターのカッティングの基礎、初心者が上達する方法を解説していきます。

ギターのカッティングの基礎

カッティングを行うに当たってポイントというか基礎がいくつかあります。

左手(弦を押さえる方の手)のミュート

ギターのカッティングの基礎その1は左手(弦を押さえる方の手)のミュートです。

左手のミュートは弦から指を離すでもなく押さえるでもなく、弦に指を乗せるだけ。


これが弦から指が離れていたり、または押さえてしまったりすると余計な音が鳴ってしまってカチャカチャとかチャッチャッチャという気持ち良いカッティングサウンドは得られないので、カッティングの際の左手のミュートは無意識に出来るように何度もトレーニングしましょう。

 


 

ピッキングする方の手の脱力

ギターのカッティングの基礎その2は右手(ピッキングする方の手)の脱力です。

一見左手のミュートだけ出来ていればカッティングは出来ている風にはなりますし、多くの教則本もほぼほぼカッティングは左手のミュートについてを語っています。

しかし、カッティングの切れの良いサウンドをリズムよく刻むのはピッキングする方の手のお仕事です。

弦を押さえる方の手とピッキングする方の手はスピードが速くなるにつれてタイミングを合わせるのが難しくなりますし、速くなればなるほど右手のスピードを出そうと思って力んでしまします。

力んだからと言ってピッキングのスピードが上がるわけではありませんし、力めば力むほど弦を押さえる手とピッキングのタイミングは合わなくなり、リズムはガタガタになります。

じゃあどうするのかといいますと、ピッキングする方の手は力を抜いてとにかく脱力を意識してください。

特にピックを挟む指、手首、肘はリラックスして脱力を心がけましょう。

ピッキングは大きく振り切る

ピッキングの動きが小さいとキレの良いサウンドは得られません。

ピッキングする時はダウンでもアップでも振り切りましょう。

勿論フレーズによってはふり幅が小さくなることもありますが、コードストロークでカッティングする場合は大きく振り切る事で音にキレが出ます。

ギターのカッティングで初心者が上達する練習法

さてさて、ここではギターのカッティングで初心者が上達する練習法を解説していきます。

カッティングの基本は先ほど言った通り、左手(弦を押さえる方の手)のミュート、ピッキングする方の手の脱力、ピッキングの振り幅です!

ハッキリ言うと、このカッティングの基本をじっくりと鍛えていく事がギターのカッティングで初心者が上達する練習法なのです。

特別な練習法とか、裏技的に上手くなると言った近道はありません。

なのでカッティングの基本に沿って、徐々に難易度を上げていく形で練習フレーズを用意しました。

ギターのカッティング練習フレーズ1

ギターのカッティング練習フレーズ1は、何処のフレットでも良いので、弦を押さえる方の手は全ての弦をミュートして、ピッキングは全ての弦を弾いてください。

この時余計な音が鳴っていないかなどチェックしながら行いましょう。

尚、カッティングなのにチャッチャッチャという音じゃなく、デンデンデンという音が鳴りますが、そこはあまり気にしないでください笑

それとカッティングやブラッシングの記号である×のマークも小さいですがそこも気にせず全ての弦をミュートして全ての弦を弾きましょう。

ピッキングはダウンから始まって、アップ、ダウン、アップ、ダウンと言った風にオルタネイト・ピッキングで行いましょう。

非常に地味な練習法ですが、上達するのに近道はありません。

カッティングする時は音を完全にミュートしなければいけないので、ギター初心者さんはまず弦を押さえる方の手のミュートの感覚、弦に乗せているだけ、ふれているだけという感覚をしっかり掴むまで繰り返し練習しましょう。

ギターのカッティング練習フレーズ2

ギターのカッティング練習フレーズ2は、練習フレーズ1の1音目をパワーコードで弾きます。

基本的にカッティングはバレーコードを弾いている時に多く使われますが、いきなりだと難しいと思うので、左手のミュートとピッキングのキレを意識しながら練習してみましょう。

ギターのカッティング練習フレーズ3

ギターのカッティング練習フレーズ3は、練習フレーズ1の最初の音をバレーコードで鳴らすバージョンです。

ギターのカッティングは様々やりようはありますが、基本的にはというか主にバレーコードを押さえている時に行うので、まずはFなどのバレーコードを押さえれない事には勝負になりません。

練習フレーズ2のパワーコードから考えるとミュートする音が増えた分、ミュートが大変になりますし、ピッキングもしっかり全ての弦を振りぬかないといけないので難易度は上がりますが、じっくりと練習してみましょう。

ギターのカッティング練習フレーズ4

ギターのカッティング練習フレーズ4は更に難易度が上がります。

バレーコードでコードチェンジしながらのカッティングなんですが、左手のミュートはもちろん、右手のふり幅、リズムを強く意識して練習しましょう。

コードを押さえてカッティングしての繰り返しになると、ピッキングのリズムが崩れがちになりますが、右手のリズムは一定なので、音をよく聴きながら練習してみて下さい。

ギターのカッティングの名曲

ギターのカッティングの名手たちが世に残した名曲を紹介していきます。どの曲もとってもかっこいいので是非聴いてみて下さい。

アベフトシ(ミッシェルガンエレファント)「シャンデリヤ」

日本一のロックバンドの名を欲しいままにした伝説のロックバンド、ミッシェル・ガン・エレファント(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)。

ギターの鬼、カッティングの鬼の異名を持つギタリスト、アベフトシさんの超高速カッティングは「日本にもこんなに凄いギタリストがいるのか!」と数々のギタリストを痺れさせました。

ミッシェルのほとんどの曲でカッティングしているのですが、特に凄いのがセカンドアルバムに収録された「シャンデリヤ」です。

アベフトシさんは2009年に急性硬膜外血種のため突然この世を去りましたが、ギターの鬼がこの世に残した名曲を是非あなたも堪能してください。

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山下達郎 「Sparkle」

唯一無二の声で日本のロック・ポップソング界を長年牽引している山下達郎さんは、歌声ばかりに注目されがちですが、そのギターの腕前たるや素晴らしいものがあります。

特に山下達郎さんのギターのカッティングの名曲として名高い「Sparkle」は、キラキラとしたオシャレ感満載のカッティングフレーズがてんこ盛りでございます。

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布袋寅泰(BO∅WY)「BAD FEELING」

布袋寅泰さんが在籍した伝説のバンドBO∅WY(ボウイ)にもカッティングの名曲があります。

布袋寅泰さんはそんなにカッティングを前面に出すイメージはありませんが、「BAD FEELING」のカッティングは絶品です。

ディスコティックでいてダンサブルでエロイ。

カッティングのお手本のようなキレがあります。

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ウィルコ・ジョンソン(DR.FEELGOOD)「She Does It Right」

ミッシェル・ガン・エレファントに多大な影響を与えたのがイギリスのパブ・ロックの代表的なバンドDR.FEELGOOD(ドクター・フィールグッド)。

そのドクターフィールグッドのギタリストがカッティングの名手であるウィルコ・ジョンソンなんですが、彼はピックを使いません。

つまり「She Does It Right」などで聴かれるシャープなカッティングは全て素手で演奏しているんです。

若い頃はよく指が切れて血が出ていたそうですが、血が出ているのを隠すためにギターのピックガードを赤く塗ったなんて逸話もあります。

兎に角、カッティングの教科書のような人なので、DR.FEELGOODのウィルコ・ジョンソンが在籍していた1枚目、2枚目、そして全英1位を獲得した3枚目のライブアルバムはカッティングを極めたかった必聴です。

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まとめ

カッティングは左手(弦を押さえる方の手)のミュートが命ですが、あくまでもリズムを刻むのはピッキングする方の手なので、ミュートばかりに気を取られず、ピッキングも同時に鍛えましょう。

最初は難しいと感じるかもしれませんが、一生懸命練習すればいつかあなたも今回紹介したカッティングの名手に近づけると思います。