ブリッジミュートのやり方!右手の場所や疲れる原因、速く弾くコツ

右手(ピッキングする方の手)のミュート、つまりブリッジミュートのやり方を解説します。

ロックやパンク、ヘヴィメタルでは必ずと言って使われるテクニックがブリッジミュートなんですが、右手の置く場所や、右手が疲れてしまう原因についてお話しします。

その後、ギターを始めたばかりの人には少しハードルが高いかもしれないですが、ブリッジミュートしたまま速く弾くコツを画像などを使って詳しく解説していきます。

ブリッジミュートとは

ギターのブリッジに右手を置いて、軽く弦に触れる事でミュートする演奏方法の事をブリッジミュートと言います。

ブリッジミュートをするとズンズンズクズクザクザクと切れの良いサウンドになります。

ブリッジミュートのポイントは、ズバリ右手のミュートをする場所と右手の置く場所です(左利きの人は左手)。では、右手のどの場所でミュートするかと言いますと、以下の画像の赤丸で囲った部分、ピッキングする方の手の側面でミュートします。

ブリッジミュートで右手の場所をどうするか、どこに置くか

ギターのどの位置に右手を置いてミュートするのかと言いますと、ストラトタイプの場合は

赤い枠で囲っている部分に右手の側面を置きます。

ではレスポールタイプはと言いますと、

こちらも赤丸で囲っている部分に右手の側面を乗せてミュートします。

ブリッジミュートは、あまり力を入れすぎると音程が狂ってしまいます。あくまでも軽く乗せる事を意識しましょう。

また、音の長さも右手の力加減にかかっています。コピーしたい曲や練習フレーズの音をよく聴きながら、適切な力加減で演奏できるように練習しましょう。

ブリッジミュートをすると右手が疲れる原因

ブリッジミュートは、ピッキングする方の手をブリッジにおいて音をミュートしてピッキングする奏法です。

で、ブリッジミュートするフレーズと言うのはオルタネイト・ピッキングの場合もありますが、問題はダウン・ピッキングのみで弾き倒すパターンです。すぐに疲れます。正直5秒持てば良い方です。ギターを始めて間もない頃は腕がパンパンになります。

それは何故なのか原因をまとめますと、

  • 普段使わない筋肉を使っているから
  • ピッキングに無駄な力が入っているから
  • 全ての弦をブリッジミュートしているから

と、他にもあるかもしれませんが大体こんな感じです。

普段使っていない筋肉を使っているから

これは、もうひたすら練習するしかありません。

私自身ギターを始めたての頃は、ブリッジミュートのフレーズですぐに腕がパンパンになって右手が動かなくなるという事が多々ありました。

だからと言って筋トレしろって話じゃないです。

ひたすらブリッジミュートの練習をして付いた筋肉で十分ですので、基礎練習ってとっても地味で挫折しそうになりますが、根気強くブリッジミュートの練習をしましょう。

ピッキングに無駄な力が入っているから

ギターを始めたばかりの人ならだれでもそうだと思います(そうじゃなかったら天才です)。

ピッキングは言葉で表すのが難しいくらい絶妙な脱力が必要です。

ですが、ギターを始めたばかりの頃は一個一個押さえる場所を確認して、弾く弦を確認して弾いてると思います(経験あり)。

そうなると、おのずと右手も左手も無駄な力が入ります。ただでさえブリッジミュートするフレーズや曲は速いテンポの物が多いのに、あっという間に右手が疲れてスピードについて行けず、最悪動かなくなっちゃうと言うわけです。

最初の内はスピードが遅くて当然なので、ゆっくりでも右手、左手共に力を抜いて弾くことを意識してみて下さい。

全ての弦をブリッジミュートしているから

そのまま言葉の通りです。

ブリッジミュートして余計な弦を鳴らさないように!と言うのはとても良い心がけです。ですが、ブリッジに右手を置いてピッキングするわけですから、当然右手の動きは普通のピッキングの時よりも制限されてしまうわけです。

しかも全部の弦をブリッジミュートするとなると、もはや右手はほぼ動かせません。

ブリッジミュートに対する勘違いで結構多いんですが、ブリッジミュートはピッキングする弦だけ右手で押さえればOKで、その他の弦は左手でミュートして対応します。

そうすることによって、確かに右手はブリッジに置いているので普通のピッキングよりは動かしづらいですが、全ての弦をブリッジミュートするよりは遥かに動かしやすいし、疲れにくくなるはずです。

ブリッジミュートを速く弾けるようになるコツ

基本的にブリッジミュートをするフレーズや今日はテンポが速いです。

例えばスラッシュ・メタル四天王のメタリカの名曲Master Of Pappets(マスターオブパペッツ)は,BPM210と速いテンポで曲のほとんどをブリッジミュートの高速ダウン・ピッキングで弾き倒すと言う右手殺しの曲です。

この曲が弾けるようになれば、この先のギタリスト人生ブリッジミュートでまず困ることはないと言うほど、ブリッジミュートの課題曲にするには最大難易度を誇ります。

では、どうすればブリッジミュートのフレーズを速く弾けるようになるかについて、5つのポイントをお話しします。

疲れにくい綺麗で正しいフォームを身につける

右手だけでなく体全体の事です。

ギターを始めたばかりの頃はまだしっかりとフォームが固まっていないので、練習をしているうちに肩、肘、腰、手首などに負担がかかって疲れてしまったり、痛めてしまったりすることがあります。

痛めるまでいかなくてもどこかに負担がかかっているという事は、それだけギターの演奏にも影響が出てきます。焦って「速く弾くんだー!うおぉぉ!!!」とならずにしっかりフォームを確認しながら練習しましょう。

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自分の限界のスピードで練習する

メトロノームを使って、今自分の出来る最高スピードでブリッジミュートの練習をしまくるという事です。

これをやると当然右手はすぐにパンパンになりますが、徐々に右手の筋力が鍛えられてスピードについていけるようになります。

ですがやりすぎるとケガしてしまうので時間を決めて練習しましょう。

ピッキングする手は徹底的に脱力

読んで字のごとくそのままです。

右手に力が入ると疲れやすいですし、何より速く動きません。

なのでテンポが速くなればなるほど脱力を心がけましょう。

ピッキングの振り幅を小さくし、無駄な動きをなくす

よく、速い曲やフレーズを練習する時、最初からうまく弾けるわけはないのでテンポを遅くして練習しますよね。

この時に、ゆっくりだからと言って左手はバタバタ指を上げて動かして、右手はピックを大きく振っていると言う人が非常に多いです。

このような練習をしてると、その動きが癖になってテンポを速くしても指をばたばたしたり、ピッキングが大きくなったりします。

そんな動きではブリッジミュートだけではなく、速いテンポの曲やフレーズ全般も弾けるわけがありません。

ゆっくりのテンポから練習するときは、その曲やフレーズの本当のテンポを弾く時と同じように必要最低限のピッキングの振り幅で練習しましょう。

手首から先でピッキングする

賛否両論あるかもしれませんが、私の場合はブリッジミュートして速いフレーズを弾く時はとにかく手首から先を細かく動かしています。

イメージとしては、ズボンについたゴミを手で払う動きを細かく速くする感じです。

人によっては肩と肘でピッキングすると言う人もいます。あくまでも私の場合の話です。

ブリッジミュートの練習フレーズ

ブリッジミュートの練習フレーズです。今までのコツを踏まえながら練習してみましょう。

当然最初から上手くいくはずがありませんが、日々努力すれば必ず弾けるようになるので根気よく練習しましょう。

練習フレーズは全てダウン・ピッキングで弾く練習フレーズになっています。

ちなみにタブ譜でのブリッジミュートの記号ですが、ブリッジミュートする音の所にMまたはP.Mがつきます。

それから、ずっとブリッジミュートが続くフレーズの場合は、ブリッジミュートする箇所をかっこで囲んでその中にM、またはP.Mと書きます。

出来れば練習フレーズのスコアもかっこで囲みたかったんですが、ソフトがそういう仕様じゃなさそうなため(使い方わからないだけかもしれないけど)一個一個ブリッジミュートする個所にP.Mとついています。

ブリッジミュート練習フレーズ1 単音のみ

ブリッジミュート練習フレーズ2 パワーコード

ブリッジミュート練習フレーズ3 複合編

ブリッジミュート練習フレーズラストは、ブリッジミュートと普通に弾くのを交互に繰り返す練習です。

ロックやパンク、ヘヴィメタルなどのジャンルではよくあるパターンなのでしっかり身につけましょう。

ちょっとタブ譜が見づらいかもですが、単音の所だけをブリッジミュートします。

まとめ

ギターを始めて最初の内は地味な基礎練習が続きます。この時期が非常につらくて挫折してしまう人も多いんですが、ここを乗り越えれば簡単な曲なら弾けるようになるので地道に頑張りましょう。

なお、「指1本で弾ける!超かんたんパワーコードの押さえ方とミュート」という記事で解説したパワーコードと今回のブリッジミュートを駆使すれば、モンゴル800の名曲小さな恋の歌を弾けちゃいます。