たった1日で弾ける!ギター初心者でも弾ける曲!

    カポタスト

    ギターで弾ける曲が少ないことで、困っていませんか?ギター初心者のうちは、押さえられるコードは多くありません。押さえられるコードが少なければ、弾ける曲も少なくなってしまいます。最近は、バレーコードなどの複雑なコードを含んでいる曲が多いため、初心者には難しい曲が多いのが現状です。

    しかし、きちんと探せば、簡単なコードだけで弾ける曲も、結構見つかるものです。それは、人気曲や有名曲の中にもあります。

    今回は、ギター初心者向けに、簡単なコードだけで弾ける有名曲をまとめました。できるだけ、最新の人気曲の中から選んでいます。

    「曲全体の解説」と「難関コードの攻略法」を分かりやすく掲載しています。記事を読んで練習するだけで、相当なギターの上達を実感できる内容になっているので、ぜひ、じっくりご覧になってください。

     ギター初心者でも簡単コードで弾ける3曲

    今回は以下の3曲をご紹介します。

     初心者でも簡単コードで弾ける3曲

    1.  Dragon Night (SEKAI NO OWARI)
    2.  赤い糸 (コブクロ)
    3.  粉雪 (レミオロメン)

    どれも一度は聞いたことのある曲かと思います。最新のカラオケ人気曲の中から、簡単なコードだけで弾けるものを選んでいます。人前で演奏するのにもピッタリの3曲です。

    演奏が簡単になる!知っておきたい3つのポイント

    それぞれ曲の説明の前に知っておかなければならない、演奏のポイントが3点あります。これらを知っておくだけで演奏が一気に楽になります。

    演奏前に知っておくべき3つのこと

     

    • カポタストを準備しよう!
    • BmコードはBm7コードで代用しよう!
    • 弾けないコードは思い切ってごまかそう!

     

     

    1.カポタストはギターのキー(調)を変えるアイテムです。今回紹介する曲では「粉雪」以外の全ての曲で使用するので、必ず買っておきましょう。楽器屋さんで500円くらいで買うことができますが、著名なミュージシャンも使うローリング・カポもあります。演奏中に片手で軽々キーチェンジできますし、長く使えます。


    Greg Bennett Glider The Rolling Capo カポタスト

    2.BmコードをBm7コードで代用することについては、各曲の説明のときに後述しますが、バレーコードのBmコードを、より押さえやすいBm7コードで代用しようということです。これによって演奏が大幅にカンタンになります。

    Bm7コード

    3.弾けないコードをごまかすということについての真意は、それぞれの説明の中で詳しく述べていきます。難しいコードでも、少しごまかしたり、飛ばした方が全体としての上達は早くなるのです。

     

    難しいコード

     

    それでは実際の曲の説明に入っていきましょう。

    Dragon Night (SEKAI NO OWARI) 

    詞・曲:Fukase

    難易度:★

    カポタスト:3フレット

    使用コード:G Am7 Bm7 C D E

    難関コード:なし

    コード譜Dragon Nightのコード譜(J-Total Music)

    <この曲について>

    「どらげない」でお馴染みの「Dragon Night」です。使うコードはたったの6つ。しかもコード進行(コードの登場する順番・流れ)も決まったパターンだけで、とても簡単にできます。上記のコード譜の外部リンクから、コードを見てみましょう。

    以下にポイントを解説します。

    <演奏ポイント>

    1.カポタストを3フレットにつけよう

    2.BmコードをBm7コードで代用しよう

    1.カポタストを3フレットにつけよう

    外部リンクのコード譜ではタイトル下にCapo:3という印が付いていまず。これはカポタストを3フレットにつけるという意味です。カポタストをつけ、カポタストの位置を0フレットとみてコードを押さえます。

    たとえば、カポタストを3フレットにつけてGコード押さえると以下のようになります。

    カポタスト

    曲中はカポタストを3フレットにつけたまま、カポタストを0フレットと考えてコードを押さえましょう。

    2.BmコードをBm7コードで代用しよう

    Dragon NightではBmコードが何度も出てきます。しかしBmコードはバレーコードなので初心者には難しいかもしれません。ここではBmコードの代用としてBm7コードを使いましょう。

    音はやや異なりますが、とりあえずやってみてください。以下がBm7コードです。

    Bm7コード

    曲中でBmコードが出てきたら、その都度このコードで代用しましょう。また、このコードの図の見方が分からない場合は5分で分かる!コードダイアグラム基本の読み方!を参考にしましょう。

    ポイントの1と2を使うことで、使用コードはたった6つのオープンコード(バレーコードではないコード)になります。ぜひ試してみてください。

    赤い糸 (コブクロ) 

    詞・曲:小渕健太郎

    難易度:★

    カポタスト:2フレット

    使用コード:G G7 Gsus4 Am Bm7 C D Dsus4 E7 Em

    難関コード:Gsus4 Dsus4

    コード譜赤い糸のコード譜(J-Total Music)

    <この曲について>

    新垣結衣もカバーした、コブクロインディーズ時代からの名曲「赤い糸」です。使用コードは10もあり、難しいように見えますが、基本のコードだけ押さえておけば、後はただの装飾のようなものです。それほど難しくはありません。

    この曲ではGsus4とDsus4という特殊なコードが出てきます。これに慣れると非常に面白く、ギターの腕前がアップします。ぜひ、ここで覚えておきましょう。

    それでは、ポイントを解説していきます。上記の外部リンクのコード譜を見ながら読んでください。

    <演奏ポイント>

    1.BmコードはBm7コードで代用しよう

    2.カポタストを2フレットにつけよう

    3.セブンスコードを覚えよう

    4.サスフォーコードを覚えよう

    1.BmコードはBm7コードで代用しよう

    前述のDragon Nightと同様にBmコードが登場しますが、代わりにBm7コードを使いましょう。そうすることでバレーコードがなくなり演奏が大幅に楽になります。

    2.カポタストを2フレットにつけよう

    この曲ではカポタストを2フレットにつけます。カポタストの位置を0フレットとみてコードを押さえてください。

    3.セブンスコードを覚えよう

    この曲には、G7(ジーセブンス)やD7(ディーセブンス)といったセブンスコードが出てきます。難しそうに見えるかもしれませんが、GコードやDコードの形が少し変形しているだけなので、ここで覚えてしまいましょう。以下がG7コードとD7コードの図です。

    セブンスコード

    G7コードはGコードを押さえ、人差し指で1フレットを押さえて、3フレットの指を外した形です。D7コードは、Dコードとは指の配置が変わりますが、Dコードの2弦が3フレットから1フレットに変わっただけです。

    覚えやすいコードなので、まずは頭で覚えて、次に指を慣らすといいでしょう。

    4.サスフォーコードを覚えよう

    これがこの曲で覚えたい目玉のコードです。この曲ではGsus4(ジー・サスフォー)コードと、Dsus4(ディー・サスフォー)コードが登場します。

    sus4コードは装飾のようなコードで、いつもの押さえ方に指を1本足すだけで、オシャレになる便利なコードです。

    以下の図を見てください。

    Gsus4とDsus4

    Gsus4は2弦の1フレットを、Dsus4は3弦の3フレットを余分に押さえます。どちらも、基本のGとDのコードに指を1本だけ足した形です。試しに「G→Gsus4→G」と「D→Dsus4→D」をこの順で弾いてみましょう。

    指1本の追加だけでできるのに、とてもオシャレ進行なのが分かると思います。

    「赤い糸」の中ではDsus4からDへのコードチェンジが何度も登場します。ぜひ習得しましょう。

    粉雪 (レミオロメン) 

    詞・曲:藤巻亮太

    難易度:★★

    カポタスト:なし

    使用コード:G  Gadd9 Am7 Bm7 C C6 D D7 Em7

    難関コード:F  B♭ E♭

    コード譜粉雪のコード譜(J-Total Music)

    <この曲について>

    冬の定番、レミオロメンの「粉雪」です。サビのハイトーンボイスを知らない人はいないでしょう。

    ギターはとても簡単です。ですが、2番の後の間奏部分のみ、難関コードのF・B♭・E♭が一瞬登場します。その手前でやめておくのも、挫折を避ける一つの手ですが、ここでは、難しいコードにどう対処するかの考え方を少しだけ解説しておきます。

    <「粉雪」の演奏ポイント>

    1.Gadd9を覚えよう

    2.F・B♭・E♭の対処法を考えよう

    1.Gadd9を覚えよう

     粉雪のイントロでG→Gadd9という進行があります。これは粉雪の雰囲気が出るとても美しいコード進行なので、必ず習得したいところです。Gadd9は「ジー・アドナインス」と読む。Gadd9は以下の図のように押さえます。

    Gadd9

    Gコードを押さえて、3弦2フレットに人差し指を足すだけです。これでG→Gadd9→Gを繰り返してみましょう。コツはGコードの形はそのままで、人差し指だけを足したり引いたりすることです。人差し指以外の指は全て押さえっぱなしにしましょう。

     

    2.F・B♭・E♭の対処法を考えよう

    粉雪は間奏に一瞬だけバレーコードが登場します。ここをどう乗り切るかがポイントです。乗り切るときの考え方を以下にあげておきましょう。

    2.1.真面目に攻略する

    好きな曲の中で練習すると難しいコードも気楽に練習できます。もし「粉雪」が好きで弾けるようになりたいなら、これを機に練習すると良いでしょう。

    2.2.省略形コードで攻略する

    これらのバレーコードには省略形の形があります。省略形コードはやや押さえやすくなっているので、これで代用してもいいです。以下にその押さえ方をあげておきます。拡大して確認しましょう。

    ギターコード省略

    2.3.パワーコードでごまかす

    パワーコードという指1・2本で押さえられる簡単コードがあります。非常に便利な手段なのでやってみましょう。パワーコードについては指1本で弾ける!超かんたんパワーコードの押さえ方!で初心者向けに詳しく説明しています。一気に上達する手助けとなるので参考にしましょう。

    2.4.ブラッシングでごまかす

    左手でミュートしつつ、音を出さずにリズムだけ弾いてごまかす方法です。今回は間奏部分なので、あまりお勧めしませんが、歌のある部分で使うには、とても便利なごまかし方です。

    ブラッシングを使うときのミュートについてはギターの左手ミュートがすぐできる!5つの練習方法とコツで解説しています。興味のある方は参考にしてください。

    まとめ

    以上がギター初心者でも演奏できる簡単な3曲の解説です。今回取り上げたものはいずれも、全体的には簡単ですが、一部に難しいところがあります。こういった曲の中で、苦手を克服していくことが上達への近道です。以上の3曲を徹底的に練習しておくと、気が付いたときには、より多くの曲が弾けるようになっています。好きな曲で目一杯練習に励んでください。

    今回の3曲が難しいと感じた方は、30日でマスターするギター講座という教材で学ぶのがおすすめです。どちらかといえば年配の方向けですが、若い人でも楽しめます。ただし、高価な教材なので、本気で上手くなる気がないなら買うべきではありません。きちんとボリュームがあり、市販の教本では得られない、とても充実した内容になっているため、本当にやる気があるなら、必ず価格以上の効果を得られます。なお、筆者による購入レビューはこちらからご覧になれます。

    追記:たった1日で弾ける!ギター初心者でも弾ける曲!第2弾では、「夏色」「愛唄」「SUMMER SONG」の解説をしています。ぜひ、こちらもご覧になってください。